平成31

 

新年号


平成31年新年会長挨拶

会長 中嶋千萬城
会長 中嶋千萬城

 新年明けましておめでとうございます。

 皆様におかれましてはつつがなく新しい年をお迎えのこととお慶び申し上げます。 

 また、旧年中は当協会の事業運営につきまして、格別のご理解とご協力を賜り厚く御礼申し上げます。 

 まず始めに、昨年は近年まれにみる災害の多い年で、6月の大阪府北部地震に始まり、西日本豪雨、9月の台風等県内のシルバー人材センターでも甚大な被害が出たところで、被害に遭われた各センターの皆様、会員の皆様には心よりお見舞い申し上げるところです。

 さて、昨年は、当協会が策定した「中長期計画後期5ケ年計画(平成30年度~34年度)」の初年度に当たり、会員の増加や地域社会のニーズに合った事業展開、シルバー人材センターのイメージの転換、安全・適正就業といった諸課題を県下シルバー人材センターと一丸になって取り組んで参りました。

 その結果、県下シルバー人材センターの平成30年度上半期の実績は、まず会員数ですが、全国シルバー人材センター事業協会の「第2次100万人達成計画」の初年度で、全国的に会員数が減少している中で、45,456人と前年度を上回っており、県下シルバー人材センターのご努力の賜物と感謝申し上げるところでございます。

 また、契約金額は、請負は前年同期比で4.1%減少し、シルバー派遣は前年同期比で44.6%と大幅に増加しておりますが 、猛暑や風水害の影響もあり、総額では98億9千万円と前年を若干下回っているところです。

一方、請負における事故が昨年度を上回るペースで発生しており、請負、派遣ともに死亡事故も発生しており、 今後、安全・適正就業の面で一層の取り組み強化が求められているところです。

 少子高齢化が進行する中で、生涯現役社会を実現するため、働きたいと願う高齢者の就業率を高めていくことが重要であり、この担い手であるシルバー人材センターへの地域社会の期待は一層大きなものとなっています。 

 そこで、「中長期計画後期5ケ年計画」に基づき、兵シ協と34のシルバー人材センターとが、今後、ますます連携を深め、「自主・自立、共働・共助」の理念のもと、地域の発展に一層貢献できるよう努めるとともに、シルバー人材センターを取り巻く諸課題に着実に取り組んでまいりますので、引き続き、ご支援、ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 

 最後に、本年が皆様にとりまして、明るく、活力と希望に満ちた幸多い年になりますことを心から祈念いたしまして、新春のご挨拶といたします。 

 

 会長   中嶋 千萬城 (公社)尼崎市シルバー人材センター

 副会長  吉備 德治  (公社)赤穂市シルバー人材センター

 副会長  井上 規代子 (公社)加古川市シルバー人材センター

 専務理事 角 正憲   (公社)兵庫県シルバー人材センター協会

 理事   髙須 昭典  (公財)神戸いきいき勤労財団 神戸市シルバー人材センター

 理事   近藤 忠男  (公社)西宮市シルバー人材センター

 理事   片岡 徹   (公社)西脇・多可シルバー人材センター

 理事   藤嶋 康則  (公社)高砂市シルバー人材センター

 理事   長谷川 雄三 (公社)姫路市シルバー人材センター

 理事   久保田 文彦 (公社)養父市シルバー人材センター

 理事   藤本 幹雄  (公社)丹波市シルバー人材センター

 監事   古村 宏太郎 (公社)宝塚市シルバー人材センター

 監事   星子 克己  (公社)加古郡広域シルバー人材センター

 

平成31年新春メッセージ

 兵庫の新たな歴史を築く

兵庫県知事 井戸敏三
兵庫県知事 井戸敏三

 新年あけましておめでとうございます。

 4月には平成が終わり、5月から新元号の新たな時代が幕を開けます。さらに、9月のラグビーワールドカップ世界大会を皮切りに2021年のワールドマスターズゲームズ2021関西に続くゴールデンスポーツイヤーズがはじまります。2025年大阪万博の開催も決定しました。今後、日本、関西、兵庫に世界の関心が集まることでしょう。

 兵庫は、神戸港の開港以来、海外の文化や産業を取り入れ日本を先導してきました。それだけに、この機を捉え、世界の成長を呼び込み、人口減少と高齢化が同時に進む中でも、将来にわたり活力に満ちた地域としなければなりません。 五国の多様性を活かし、「兵庫2030年の展望」が描く自分らしい生活や働き方ができる「すこやか兵庫」の実現をめざして、新時代のふるさと兵庫を創ります。

 

 第1は、安全安心で豊かな暮らしの実現。頻発する自然災害や来るべき大規模災害への備えを強化します。また、子育て環境の充実や医療介護体制の確保など、安心して暮らせる基盤をつくります。

 第2は、未来へ続く地域活力の創出。次世代産業の創出や新事業展開の促進、農林水産業の基幹産業化を進めます。また、地域と世界で活躍できる人材の育成に加え、誰もが生涯活躍できるよう、学び直しや多様な働き方を支援します。

 第3は、国内外との交流・環流の拡大。インバウンド対策など内外からの誘客促進や五国の持つ資源を生かしたツーリズム人口の拡大、県外県民「ひょうごe-県民」の登録など人口の環流促進を図ります。高速道路の整備や空港、港湾の有効利用など交流の基盤となる交通インフラを充実します。

 

 いつの時代も、ふるさとの将来に夢や希望を持ち、果敢に挑む人々が兵庫の明日を切り拓いてきました。兵庫の新たな歴史を築くための第一歩を共に踏み出していきましょう。

 

兵庫県 150年 新スタート 五国を活かし すこやかめざす

平成31年 年頭のあいさつ

兵庫労働局長 畑中啓良
兵庫労働局長 畑中啓良

 新年あけましておめでとうございます。

 兵庫県シルバー人材センター協会及び各センター会員の皆様方におかれましては、心穏やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。また、労働行政の推進につきまして、平素から多大なるご理解とご協力をいただいておりますことに深く感謝申し上げます。

 さて、景気は、通商問題の動向が世界経済に与える影響など、海外経済の動向や、金融資本市場の変動に留意する必要があるものの、雇用・所得環境の改善が続くなか、緩やかに回復しているとされております。

 県内の雇用情勢においても、有効求人倍率が平成に入ってからの最高値を更新するなど、着実に改善が進んでいます。

 このような情勢の下、兵庫労働局におきましては、平成31年4月1日から順次施行される働き方改革関連法の趣旨・内容の周知を図り、長時間労働の是正、雇用形態に関わらない公正な待遇の確保等の「働き方改革」の課題に対応するとともに、若者、女性、高齢者、障害のある方等、全ての方々が意欲と能力を十分に発揮し、安心して暮らすことのできる社会の実現に向けて、雇用環境・均等行政、労働基準行政、職業安定行政及び人材開発行政の四行政が一体となり、魅力ある職場・働きやすい職場づくりを積極的に進めてまいります。

 とりわけ高齢者を取り巻く状況をみると、意欲ある高齢者に働く場を準備することは、働きたいと考える高齢者の希望をかなえるためにも、人口減少の中で潜在成長力を引き上げるためにも、官民挙げて取り組まなければならない国家的課題となっております。「働き方改革」においては高齢者の就業促進は重要であり、また、昨年5月に開催された「人生100年時代構想会議」でも、高齢者の働く機会は年功序列的な一律の処遇ではなく、成果を重視する評価・報酬体系を構築する必要があるとした上で、65歳以上の将来的な継続雇用年齢の引上げに向けた環境整備を進めるよう指示があったところです。

 年齢に関わりなく働き続けられる生涯現役社会の実現に向け、高齢者の多様なニーズに的確に応え、地域社会の日常生活に密着した仕事を提供することにより、高齢者の就業機会の増大を図り、活力ある地域社会づくりに寄与しているシルバー人材センター事業の役割は、今後ともますます重要になるものと考えられます。

 貴協会及び各センターにおかれましては、事業の推進にあたり、さらなる力を発揮されるものと期待しております。

 最後になりますが、貴協会及び会員の皆様方の益々のご健勝と、本年が明るい年となりますことを祈念いたしまして、年頭のご挨拶とさせていただきます。

平成30年度兵庫県シルバー人材センター事業推進大会 盛大に開催

 平成29年10月19日(木)午後1時から神戸文化情報ビル4階松方ホールにて事業推進大会が開催されました。例年は晴天に恵まれるこの大会ですが、今年は雨模様の中幕を開けました。

 しかし表彰者の表情は皆明るく、喜びに満ち溢れている様子でした。この日を待ちわびておられたのかと、裏方の事務局職員一同、連日準備を進めてきた甲斐があったと、嬉しくすがすがしい気持ちになりました。

 今年は、県の金澤副知事、兵庫労働局の畑中局長にもご臨席賜り、兵庫県知事表彰、団体、役員、会員、職員の永年表彰、また、3年に1度の安全就業スローガンの表彰、事故ゼロ表彰を行いました。

 姫路市シルバー人材センターの事例発表では「姫路城シルバー観光ガイド事業の現況と今後の展開」についてお話いただきました。講演会では、元フジテレビアナウンサーで、現在姫路市の善教寺住職の結城思聞(松倉悦郎)氏を講師にお迎えしました。「心豊かに生きるために」を演題に私たちの心に直接問いかけてくるような、元キャスターらしい温かい語りで、胸にじんわりと響くお話をしていただきました。

 ホワイエでは、11センターの参加で展示即売が行われ、会場は約600名の来場者で賑わいました。

会長挨拶
会長挨拶
会員15年表彰
会員15年表彰
講演:兵庫県警察本部 高齢者交通安全教育隊
講演:兵庫県警察本部 高齢者交通安全教育隊
副知事挨拶
副知事挨拶
活動事例発表:芦屋市シルバー人材センター
活動事例発表:芦屋市シルバー人材センター
ホワイエ 展示販売
ホワイエ 展示販売

ひょうご五国博 ふれあいの祭典 ~ふれあいフェスティバル in 東播磨~

 平成30年10月20日(土)・21日(日)の2日間、県立明石公園で“東播磨ふれあいフェスティバル”が開催されました。昨年はどしゃぶりの大雨だったふれあいフェスティバルですが、今年は暑いほどの晴天に恵まれ、会場は人が溢れ返るほどの大賑わいでした。

 3つの会場に設置されたステージでは、合唱やダンスなどの様々なイベントが随時開催されており、常にたくさんの人がステージ前に集まっていました。

 また、今回は農林漁業際も同時開催され、各エリアには兵庫県内各地の野菜や特産物を使った料理が大集結!ご当地グルメを求めた人々の長蛇の列があちらこちらにできていました。

 シルバー人材センターからは加古川市、明石市、三田市に出展いただき、それぞれの特産物や手芸品などの販売を行い、PR活動を行いました。こちらのブースも開店から閉店までお客様が絶えず、完売も続出で、びっくりするほどの大盛り上がりでした。

 朝早くからご参加いただいた各シルバー人材センターのみなさま、本当にありがとうございました。

安全・適正就業への取組み

平成30年度の県下での事故発生状況

 兵シ協では「安全はすべてに優先する」という認識のもと、今年度も「事故ゼロ運動」を強化して実施するなど、積極的に、安全就業に対する意識の向上と事故防止を各センターに呼び掛けております。しかしながら、平成30年11月末における県下のシルバー人材センターの事故件数は、請負で39件(就業中27件、就業途上12件)、派遣で8件(就業中6件、就業途上2件)となっており、大幅に事故件数が増加した昨年度の合計件数64件(請負49件、派遣15件)を上回る結果となることが予測され、極めて憂慮すべき事態となっています。

 また、今年度も重篤事故ゼロを目指して、安全就業に取り組んでいましたが、平成30年7月13日、加古郡広域シルバー人材センターの会員が就業中に転倒し骨折による合併症により死亡し、同年11月5日、姫路市シルバー人材センターの会員が草刈り作業中に斜面から転落し、頸椎損傷により死亡するという重篤事故が発生しました。

 シルバー派遣事業においても、同年9月6日、中播広域シルバー人材センターの会員が山林の地籍調査の作業中に50メートル下の沢に滑落し、死亡するという重篤事故が発生しました。

 各センターにおかれましては、年度末まで気を緩めることなく安全就業対策に取り組んでいただき、会員の皆様にもさまざまな機会において呼び掛けていただきたいと思います。

過去5年間における傷害事故発生推移

 

年度 H26 H27 H28 H29

H30

11月末

就業中  件数  19  13  31  42  27
うち重篤  0  3  2  0  3
就業途上 件数  10  4  13  7  12
うち重篤  1  0  0  0  0
事故総数 件数  29  17  44  49  39
うち重篤  1  3  2  0  3
注1)10日以上の入院及び死亡について集計しています。
注2)重篤事故とは6カ月以上の入院または死亡の場合です。

過去5年間における

      【派遣事業】労災発生推移

年度 H26 H27 H28 H29

H30

11月末

就業中  件数  1  5  8  12  6
うち重篤  0  0  0  1  1
就業途上 件数  0  0  0  3  2
うち重篤  0  0  0  0  0
事故総数 件数  1  5  8  15  8
うち重篤  0  0  0  1  1
注1)治療、入院及び死亡について集計しています。
注2)重篤事故とは6カ月以上の入院または死亡の場合です。

兵シ協「安全パトロール」を実施

 兵シ協安全・適正就業推進委員会において、安全パトロールの第2弾として、11月に西宮市SCと洲本市SCを訪問しました。

 前半は就業現場を訪問し、会員の方に聞き取りを行うなどして、安全に就業しているか確認しました。後半は、兵シ協安全・適正就業推進委員とセンターの役職員、安全担当者で行う安全会議を開き、安全就業に対して積極的な意見交換を行いました。

 どちらのセンターも十分な安全対策を取った上で就業されていますが、今後も十分に気を付けて就業していただきたいと思います。

無事故メッセージリレー 県内センターを安全のバトンでつなぐ

西宮市シルバー人材センター北区センターの安全就業の取り組み

 

 西宮市シルバー人材センター    事務局長 太田垣 博志 

 

 西宮市の人口構成を見ますと、65歳以上の「老年人口」の割合が増加し、平成30年2月1日現在、23.2%と県下各市と比較すると低い水準にはあるものの、全国的な傾向と同様に高齢化が進んでいる。また、当センターの会員の平均年齢も同様に72.5歳と年々上昇を続けている。

 このような状況の中、平成29年度の就業中や就業途上の傷害事故は、わずか4件であったが、今年度は既に10件の事故が発生している。

 事故の傾向としては、就業中の不注意による転倒が6件と一番多く、また、夏の暑さが原因と思われる事故も2件発生した。これらの事故を受けて、事故が起こった事業所に安全委員会がパトロールに出向き、転倒した原因を究明する中で、照明設備の改善を求めるなどの防止策を講じた。熱中症に対する注意を促すために、6月には月報に注意喚起のチラシを同封するとともに、8月には、全会員に対して「熱中症予防」を周知するハガキを送付した。

 また、事故には至らなかったが、台風21号による高潮で就業先の施設が浸水し、一時的に会員が孤立する事態が発生した。当センターとしては、このことを重く受け止め、災害時の会員の対応についてあらためて検討するとともに、発注先にも出向いて協議を行い、「業務仕様書」に災害時の対応を盛り込む方向で同意を得るなど、安全で適正な就業を目指している。

 このように、安全委員会と事務局がそれぞれの役割を分担しながら、会員の安全意識の維持・高揚と傷害事故の抑制に努め、一件でも事故が減少することを願って止まない。

 

【平成29年度の取組み】

① 安全委員会が就業先(除草・剪定業務)6か所に出向き、安全パトロールを実施し、

  就業環境の安全確認を実施した。 

② 救命講習会を当センター他3か所で実施し、会員46名が受講した。
③ 西宮・甲子園両警察署、兵庫県自動車学校、兵庫県安全協会の協力を得て

  交通安全講習会を6回開催し、会員60名が受講した。

④ 就業先で自動車を運転する会員に対して、隔年に自動車運転適性検査を実施しており、

  36名の会員が受検した。

⑤ 会員の健康の維持と増進を目的に、西宮市保健所や西宮スポーツセンターの協力を得て

  健康講座を6回開催し、102名が受講した。

⑥ 「いきいきシルバーフェア」の会場において、西宮市保健所や西宮スポーツセンターなどの

  協力を得て健康相談や体力測定などを行い、延べ340名の参加を得た。

⑦ 地域のリーダー・サブリーダー会議や広報紙配布責任者会議、地区広報紙配布者会議等に

  安全委員会が出席し、発生した事故報告と安全への啓発を行った。 

 

高齢者への就業支援事業

高齢者活躍人材育成事業

 高齢者活躍人材育成事業とは、会員の就業を促進するため、60歳以上のシルバー人材センター会員を育成する事業です。兵庫県シルバー人材センター協会では、地域の高齢者が人手不足の分野にて就業するにあたり、必要な知識及び技能を身につけることを目的に、一人でも多くの高齢者の活躍の場を確保し、臨時的かつ短期的、または軽易な業務に係る就業を支援するものです。

平成30年度の計画と実績

  実績(10月末時点) 年間計画
技能講習の回数 24回 39回

技能講習時間数合計

574時間 852時間

技能講習定員数合計

360人 530人

受講生からの声

生活支援(施設・訪問介護)講習
自分自身に役立つことは多いと思います(家族、身内の世話において)。仕事となると、関わる事が出来る範囲は限られると感じました。(小野市のKさん)
衛生面の事や清掃の講習等は、今後、大いに役立てたいと思いました。今迄の間違った観念から覆された講習でした。(養父市のCさん)
掃除の最後は、美しく(新聞紙も元どおりにたたむ)、今まで、クシャクシャと捨てていた事を反省、気持ちも美しく。(川西市のKさん)
介護補助、傾聴、整理収納、介護食と学ばせて頂き、全く知識のなかった時に比べ、仕事に対する取り組み方が違うと思います。(西脇市のTさん)
高齢者へのかかわり、傾聴、整理収納等、又、食品衛生や高齢者の調理の実習は、即現場(支援を必要とする高齢者の方への)での活動につなげることが出来ると思えます。(宝塚市のMさん)

最初は、少し不安でしたが、毎回受講していく内に引き込まれていく自分がありました。微力であっても自分で何かやれる気がしてきました(洲本市のFさん)

 

ハウスクリーニング講習

どの授業もすぐに実施できるものばかりでした。「きれい」をめざしてがんばろうと思える内容でした。(赤穂市のNさん)

自己流でやって来ましたので、正しい掃除の仕方が分かり、自信を持ってお仕事が出来ます。

(芦屋市のUさん)

お友達やよそ様のお家へ行くとき、メラミンスポンジ3個とファイバークロス1個をカバンに入れるようになりました。(尼崎市のAさん)

掃除にしても整理・収納にしても、漠然と行っていましたが、ちゃんとしたノウハウを教えて頂き、とても良かったです。どこの仕事に行っても掃除や片づけを言われることも多いので、とまどわずにやれそうです。(伊丹市のKさん)

 

保育補助支援講習
手短な材料を取り揃えて、小さな子供が無理せず楽しめる、今の時代の子育て。昔と違った応急手当など必要な内容がもり沢山でした。(加古川市のIさん)
文化を伝承しつつ、新しい知識は受け入れる。講義、実習あり楽しかった。(西宮市のTさん)

 

店舗スタッフ講習
接客マナー、掃除、食中毒、電卓等々、沢山の勉強、ありがとうございました。(豊岡市のIさん)

 

受講生が作った作品
受講生が作った作品
調理実習
調理実習
実習風景
実習風景
受講生が作った料理
受講生が作った料理

高齢者スキルアップ・就職促進事業

 この事業は、55歳以上の高齢者の方々を対象にした再就職を支援するものです。県内各地のハローワークと連携して、地域の事業主団体等の参画・協力のもとに、地域・産業別の労働力に対応した技能講習及び就職面接会を一体的に実施しています。平成30年度は、年間46回の講習会を実施します。

平成30年度の計画と実績

  実績(10月末時点) 年間計画
技能講習の回数(10月末) 31回 46回

技能講習定員数合計(10月末)

460人 685人

就業延べ人数(9月末)

171/365人 ---

就職(雇用)率(9月末)

47% ---

受講生からの声

マンション管理員養成

マンション管理員の役割を理解できました。長谷工の研修センターでは、実体験ができて大変よかった。

(6月伊丹市開催:Aさん)

 

クリーンスタッフ養成

実習でモップや掃除機等の専門的な使い方を学ぶことができてよかった。また、初めて使う道具類の機能に驚きでした。(9月神戸市開催:Sさん)

 

清掃スタッフ

今まで何も気づかずに掃除をしていましたが、小さな所にも目を向けて掃除をすることを勉強させていただきました。(7月朝来市開催:Bさん)

 

警備スタッフ

警備の業務内容を広範囲に学ぶことができた。心肺蘇生法、AEDの実習は初めての経験だったので、とても勉強になりました。(7月姫路市開催:Eさん)

 

店舗スタッフ

店舗での業務知識及び接客の基本、清掃業務等大変に勉強になりました。講師の方々もフレンドリーで、講習時間が短く感じました。(6月西宮市開催:Mさん)

 

介護職スキルアップ

介護するための基礎知識や技術の基本を学ばせていただきました。講習内容には、大変満足しています。また、施設見学も大いに参考になりました。(8月尼崎市開催:Nさん)

 

調理スタッフ

調理実習では、毎日新しい知識を教えていただき大変勉強になりました。食品衛生の講義を受けて、普段の生活から清潔にしなければならないことが分かりました。(7月神戸市開催:Fさん)

 

ホテルスタッフ

ホテルの職場見学では、実際の仕事現場を見ることができて良かった。講義では、色々な掃除の仕方、道具、使い方や就職後の職場でのコミュニケーションの取り方等学ぶことが多かった。

(6月神戸市開催:Hさん)

 

送迎(福祉)スタッフ

現場に即した講習内容で大変良かった。講習の修了後に資格を取得でき、今後の仕事探しに希望が持てるようになりました。(9月加古川市開催:Kさん)

         開講式              閉講式・修了証書授与              合同就職面接会

設立30年を迎えたセンターからのメッセージ

「30周年を迎えて」

 皆様方には、お健やかに平成31年の初春をお迎えのこととお慶び申し上げます。当法人は、昭和60年任意団体として発足し、準備期間を経て昭和63年3月に設立され30年目の節目を迎えました。昭和63年と言えば、世界最長の青函トンネル、世界最長の道路・鉄道併用橋の瀬戸大橋が開通したことなど、センターの船出にふさわしい年ではなかったかと記憶しています。

 我が国の総人口に占める高齢者の割合は、実に4人に1人であり本格的な少子高齢社会になっています。健康で働く意欲のある高齢者が生涯現役を実現できるよう、就業機会の確保や提供を行うのが私達の役割であり、近年益々重要になってまいりました。おかげさまを持ちまして、こうした状況に沿うような形で事業は順調に推移しています。

 これひとえに関係各位のご理解とご支援の賜物であり重ねてお礼申し上げる次第でございます。そして我が会員には、日頃の就業への取り組み姿勢や、ボランティア活動を通して地域社会の一役を担っていると自負し、これが大いなる成果であると安堵しているところであります。

 皆様方のますますのご隆盛とご健康を祈念し報告とさせていただきます。

 

公益社団法人 加古郡広域シルバー人材センター 

研修会報告

 兵庫県シルバー人材センター協会では、県内の各センターを対象に毎年様々な研修会を実施しております。  研修については、大きく分けて2つの種類の研修会を実施しており、具体的には「階層別研修」と「分野別研修」の2種類です。

 「階層別研修」は、「役員」、「事務局長」、「中堅」など職員の階層ごとに研修を行っています。

 また、「分野別研修」は「安全・適正就業事業」や「ひょうご生涯現役促進事業」などそれぞれの事業に特化した研修会を行っています。

 平成30年度の実施状況は以下のとおりです。

 

【階層別研修】

研修名  開催日 参加人数
役職員研修会(総会後) 6月14日(木) 93名

新任役員・事務局長研修会

7月26日(木) 49名
役員研修会 12月6日(木) 69名
中堅職員研修会 12月20日(木) 20名
新任役員・事務局長研修会
新任役員・事務局長研修会
役員研修会
役員研修会

【分野別研修】

研修名  開催日 参加人数
安全・適正就業推進員等研修会 7月25日(水) 51名
ひょうご生涯現役促進事業高齢者就労相談業務研修会 9月27日(木) 45名
安全・適正就業推進員等研修会
安全・適正就業推進員等研修会

生涯現役社会活躍応援事業

 兵庫県では、今後の労働力人口の減少と現在の企業の人手不足への対策として、高齢者が就労しやすい環境を整備することで高齢者の就労促進を図る事業を実施します。

 兵庫県シルバー人材センター協会は、この事業の一部として下記の場所に「高年齢者就労相談窓口」を設置しています。

県民局・県民センター 

・開設時間は平日 10時~16時

・ハローワークインターネットサービスなどの情報を検索できます。

(求人の斡旋、紹介状の発行はできません)

 

相談はご予約のうえ、窓口へお越しください。 

高年齢者就労相談窓口 電話番号 曜日
 阪神南県民センター 06-6481-7641 火・金
 阪神北県民局 0797-83-3101 水・金
 東播磨県民局 079-421-1101 水・金
 北播磨県民局 0795-42-5111 月・木
 中播磨県民センター 079-281-3001 月・木
 西播磨県民局 0791-58-2100 火・木
 但馬県民局 0796-23-1001 水・金
 丹波県民局 0795-72-0500 水・金
 淡路県民局 0799-22-3541 火・水

次の施設でも「高齢者就労相談窓口」を開設します。(簡易相談のみ)

高年齢者就労相談窓口(簡易相談) 電話番号 曜日 時間
 芦屋市シルバー人材センター 0797-32-1414 火・金 9時~12時
 伊丹市シルバー人材センター 072-772-0161 月・水・金 10時~12時

  三田市いきがい応援プラザ

(三田市シルバー人材センター)

079-559-6800 火・木・金 10時~12時
 明石市シルバー人材センター 078-922-5000 月・水・金 13時30分~15時30分
 西脇・多可シルバー人材センター 0795-23-5686 火・金 13時~16時
 小野市シルバー人材センター 0794-62-6222 水・金 13時~16時
 宍粟市シルバー人材センター 0790-63-2029 月・水・金 10時~12時
 朝来市シルバー人材センター 079-670-7600 月・金 9時~11時

兵庫県からのお知らせ

兵庫県行財政運営方針等の策定

 兵庫県では、このたび新たな条例と行財政運営方針を策定し、適切な行財政運営を進めることとしました。引き続き県政運営にご理解とご協力お願いいたします。

 詳しくは、「兵庫 行財政運営」で検索してください。

兵庫県新行政課 ℡078-362-3045

 兵庫県 関連ホームページ

印刷される場合は、このファイルをお使い下さい。
兵シ協だより H31新年号.pdf
PDFファイル 6.3 MB

発行日:平成31年1月1日 発行:公益社団法人兵庫県シルバー人材センター協会

事務局住所:650-0011 兵庫県神戸市中央区下山手通 5-7-18 TEL:078-371-8012