令和元年

 

夏号


会長就任挨拶

公益社団法人 兵庫県シルバー人材センター協会 会長 髙島隆三郎 

 去る6月13日に開催された当協会の総会及び理事会で会長に選任されましたので、ご挨拶を申し上げます。

 平成最後の昨年度の県下34シルバー人材センターの事業実績ですが、会員数は、第2次会員100万人達成計画の1年目でしたが残念ながら若干減少し、目標達成はなりませんでした。

 また、シルバー事業全体では受注件数、契約金額、就業延人員等においても前年度を下回っています。しかしながら、シルバー派遣においては契約金額が大幅に上回っており、心から感謝を表する次第です。

 一方、昨年度は重篤事故日本一という不名誉な記録となったわけですが、シルバー事業は「安全は全てに優先する」という基本姿勢で、今後、事故根絶に向けて各シルバー人材センターの不断のご努力を期待したいと思います。

 ところで、総人口に占める65歳以上人口の比率(高齢化率)が27.7%に達しておりますが、高齢者の中にはまだまだ元気で活躍を希望される方が多数おられることもご承知の通りです。したがって、そうした方々を受け入れる環境を整え、高齢者に就業と生き甲斐づくりの機会を提供することが、今後ますます重要となってまいります。

 そこで今年度から、厚生労働省の予算措置により「高齢者人材確保育成事業」が大幅に拡充され、当協会でも本格的にシルバー会員の獲得のため取り組みを進めているところであります。

 また、特に重篤事故の撲滅に向けて、引き続き安全・適正就業への取り組みも各シルバー人材センターと一体となって進めてまいります。

 シルバー人材センターにとっては、今後ますます地域と連携し、高齢者の就業ニーズの変化や多様化にもうまく対応していくことが求められています。

 シルバー人材センターを取り巻く環境には大変厳しく、課題も山積しておりますが、新役員一同、力を合わせて協会の運営と事業の推進に取り組んで参りますので、皆様方には、一層のご支援・ご協力を賜りますようお願い申し上げ、新役員を代表しまして就任の挨拶とさせていただきます。

 

令和元年~2年度 兵庫県シルバー人材センター協会新役員のご紹介

 令和元年6月13日(木)、兵庫県民会館11階パルテホールにおいて、令和元年度定時総会が開催され、令和元年~2年度の役員が決定しました。

左より順に    
理事 清水 精一 (公社)宍粟市シルバー人材センター
理事 藤田 吉之 (公社)小野市シルバー人材センター
理事 神代 俊児 (公社)洲本市シルバー人材センター
理事 髙須 昭典 (公財)神戸いきいき勤労財団 神戸市シルバー人材センター
副会長 木本 𠀋志 (公社)宝塚市シルバー人材センター
会長 髙島 隆三郎 (公社)姫路市シルバー人材センター
副会長 西臺 利正 (公社)三木市シルバー人材センター
専務理事 角  正憲 (公社)兵庫県シルバー人材センター協会
理事 武部 正男 (公社)丹波篠山市シルバー人材センター
理事 小谷 耕作 (公社)美方郡広域シルバー人材センター
監事 樹梨 林三 (公社)加東市シルバー人材センター
監事 大川 明 (公社)伊丹市シルバー人材センター
当日欠席理事    
理事 岩田 強 (公社)尼崎市シルバー人材センター

令和元年度定時総会・役職員研修会の開催

令和元年6月13日(木)13時から兵庫県民会館11階パルテホールにおいて定時総会及び役職員研修会が開催され、次の通り4件の報告と15件の決議が行われました。

 【報告事項】第1号報告 平成30年度補正予算

       第2号報告 令和元年度事業計画

       第3号報告 令和元年度収支予算

       第4号報告 資金調達及び設備投資の見込み

 【決議事項】第1号議案 平成30年度事業報告及び平成30年度決算の承認

       第2号議案~第14号議案

          公益社団法人兵庫県シルバー人材センター協会理事及び監事の選任

       第15号議案 会長に対する権限委任

 【役職員研修会】

       演題 「会員拡大に向けて」

       講師 NRI社会情報システム株式会社

          営業担当課長 兼永 敏博 氏



安全・適正就業への取り組み

兵庫県における安全就業対策への取り組み

<p兵庫県下の事故発生状況は、以下のとおりで、平成30年度は請負事故が53件、うち重篤事故が4件と過去5年間(平成26年度~30年度)で最も多い件数となっています。 シルバー人材センター事業は、高齢者が健康で安心して「働く」ことを通じて生きがいを得るとともに、地域社会に貢献していくことを目的としております。 安全就業は、何よりも優先すべきもので、シルバー人材センターは、安全就業対策を重点課題として取り組む必要があります。  このため、安全就業のより一層の推進に向け取り組んでまいります。

 

1.兵庫県下シルバー人材センターの事故発生状況

(1)平成30年度の事故発生状況(請負・委任) 平成30年度の請負・委任での事故(入院10日以上)については、53件(就業中36件、就業途上17件)発生し、前年度を4件上回りました。 内訳をみると、就業中の事故は減少したものの、就業途上の事故が大幅に増えています。 派遣での労災事故については、14件発生し、前年度より1件減少していますが、ほぼ横ばいで事故が発生しています。

(2)重篤事故の事故発生状況 重篤事故については、請負・委任で4件、派遣で1件の事故が発生し、過去5年間の中で最悪の結果となりました。これは、全国でみても最も多く発生しており、非常事態であると考えています。早急な対策が必要であり、後述の取り組みを実施しています。

事故発生状況

  年度 H30年度 対前年度比較
要因 件数 うち重篤 件数 うち重篤
就業中  剪定・草刈作業中の墜落、転落等 13 3 -2 3
草刈・除草作業中の転倒等 3 0 3 0
上記以外の作業中の転落・転倒 (植木剪定・草刈・除草以外) 10 1 -7 1
挟まれ、巻き込まれ、切れ、こすれ 8 0 5 0
熱中症(脱水状態) 1 0 1 0
配送及び作業中の交通事故 0 0 -3 0
物の飛来、落下による負傷 0 0 -1 0
無理な体勢での作業等(筋断裂等) 1 0 0 0
その他 0 0 -2 0
小計 36 4 -6 4
就業途上 徒歩 3 0 1 0
自転車 8 0 6 0
バイク 5 0 2 0
車(乗用車・軽トラック) 1 0 1 0
転倒(階段など) 0 0 0 0
小計 17 0 10 0
  合計 53 4 4 4

事故の撲滅に向けた対策について

 人生100年時代を迎え、高齢者が健康で安心して「働く」ことを通じて生きがいを得るとともに、地域社会に貢献していくため、センター事業の役割はますます重要になってきております。

 これまで当協会及び各シルバー人材センターと一体となって、安全就業に対する意識の向上と事故防止に努めてきましたが、平成30年度では4件の死亡事故が発生しており、極めて憂慮すべき事態となっています。

 兵シ協としては、これを非常事態と捉え、事故の撲滅に向けて早急に組織的な対策を行う必要があると考え、安全・適正就業推進委員会及び各ブロック会議で検討を重ねてまいりました。平成30年度第3回理事会において、緊急的取組および中長期的取組として、下記の取り組みを実施することが決まり、各センターとともに積極的に取り組んでまいります。

【 事故の撲滅に向けた対策について(H31.3.26付、兵シ協発第271号) 】

 

① 兵庫県シルバー人材センター緊急重篤事故根絶宣言の表明

② 剪定作業及び草刈り業務における作業別安全就業基準の整備

③ チェックリストを使用した剪定及び草刈り現場の再点検

④ 剪定業務及び草刈り業務における保護具及び使用器具の点検

⑤ 剪定業務及び草刈り業務に就業する会員に対する安全教育の実施

⑥ 安全・適正就業における就業制限についての基準の導入

⑦ 運転業務に係る安全就業基準の策定

⑧ 入院10日以上の事故報告から、すべての傷害事故の報告を各センターに義務付け

無事故メッセージリレー 県内センターを安全のバトンでつなぐ

淡路市シルバー人材センター安全就業(無事故)の取り組みについて

 

 (公社)淡路市シルバー人材センター    常務理事兼事務局長 富永 登志也

 

 当センターは、「安全」はシルバー事業の基盤であり、全てに優先することを全会員に周知徹底を図り、「事故ゼロ」を目指し活動しています。 しかしながら、他のセンターと比べて自慢出来るような目新しいことは何もやっていません。極めて平凡な、基本に立った取り組みですが、ご紹介いたします。 まず、安全就業を確保するため、年2回以上の「安全・適正就業委員会」を開催し、同様に「安全パトロール」の実施や、会員の就業先現場への巡回視察などを行ない、就業環境などの安全確認に努めています。 また、シルバー事業として安全で適正な就業であるか否かのチェック体制を整え、危険・有害な作業を内容とする仕事や高年齢者にふさわしくないと判断される仕事は引き受けず、より適切な仕事の受注とその提供に努めています。そして、事故が起こった際には、どんな小さな事故でも、会員と共に原因究明とその防御策等を話し合う機会を設けています。 次に、「安全・適正就業基準」を周知徹底するため、安全就業研修や講習会などを実施し、会員の安全意識の高揚に努め、就業途上の交通事故の防止と交通ルールの遵守を図るため、「交通安全講習会」を開催し、交通事故防止にも努めています。

 

さて、今年度の「安全」をテーマとした実施項目は環境整備を中心として、 以下のことに取り組んでまいります。

① 作業用ヘルメットの総点検をする。 

② 老朽化した長期使用の軽トラックの買い替え購入の年次計画を立てる。
③ 自動車運転日誌の内容拡充をする。

④ 健康管理の一環として、「認知症サポーター養成講座」を開催する。 

 

会員は、当センターのセールスマン。会員の良い安全な就業は、次の新たな就業を呼び込み、その良い評判は、新たな会員を呼び込みます。今後も、シルバー人材センターの成り立ちの原点に立った安全就業を目指します。

「シルバー人材センター適正就業ガイドライン」の周知について

 平成28年9月に厚生労働省及び全国シルバー人材センター事業協会より、シルバー人材センターの適正就業を確保するため、センターの職員、センターで働く高齢者、センターを活用する企業等が留意すべき事項等についてガイドラインとして示されました。

 今後、センターはこのガイドラインに沿って、適正な事業運営を実施していく必要があります。

 センターが受注している就業において、ガイドラインにそぐわない不適正な就業形態がある場合は、直ちに是正する必要がありますので、センターでは常に就業実態のチェックを行うようにしてください。

 

〇就業形態別の主な相違点

  (1)請負 (2)委任 (3)派遣 (4)職業紹介
目的 会員が業務を完成させること 会員が業務を実施すること(業務の完成は目的でない) 会員が発注者の指揮命令に従い労働すること 会員などが発注者の指揮命令に従い、労働すること
会員の雇用 会員は雇用されない 会員は雇用されない シルバー人材センターが会員を雇用する 発注者が会員などを雇用する
指揮命令 会員は請負った業務を自らの裁量で完成させるため、発注者は会員に指揮命令できない 会員は委任された業務を自らの裁量で処理するため、発注者は会員に指揮命令できない 発注者は会員に指揮命令できる 発注者は会員などに指揮命令できる

 

〇不適正な就業形態の是正

 上の表にて示したとおり、請負・委任契約であるにもかかわらず発注者が会員に指揮命令を行っている場合、不適正な就業形態(違法派遣)となり、直ちに是正していただく必要があります。

 また、派遣先が違法派遣を受け入れた場合、その時点で、派遣先が派遣労働者に対して、その派遣労働者の派遣元における労働条件と同一の労働条件を内容とする労働契約の申込みをしたものとみなされます。(派遣先が違法派遣に該当することを知らず、かつ、知らなかったことに過失がなかったときを除きます。)【労働契約申込みみなし制度】

 例えば、請負により会員が就業している場合、その形態が偽装請負と判断されれば、強制的に契約日より発注先に雇用されていたものとみなされることとなりますので、センターは適正な就業の実施を徹底してください。

兵庫労働局委託 高齢者活躍人材確保育成事業

本年度は、高齢者向けに技能講習会と就業体験(職場見学)の2つを県内各地で開催します。60歳以上で新たにシルバー会員として就業を希望される方、原則全日程を受講できる方を対象に行い、受講は無料です。新たなスキルを身に付けて、地元のシルバー人材センターへ入会しませんか。

 

技能講習会

生活支援(施設・訪問介護)
介護業務の基礎知識や高齢者とのコミュニケーション、室内清掃の知識と技術、高齢者向きの介護食等の調理方法を学ぶ講習。(整理収納アドバイザー2級の資格を取得できます)

 

生活支援スキルアップ
介護業務の基礎知識や室内清掃の知識と技術や高齢者向きの介護食等の調理方法を学ぶ講習

 

清掃スタッフ
場所別掃除のテクニックを学ぶ講習(整理収納アドバイザー2級の資格を取得できます)

 

送迎(福祉)ドライバー

介護業務の基礎知識や車いす等、装具の操作方法、移動・乗降介助の方法を学び安全運転の実技も取り入れた講習(福祉有償運転者の資格を取得できます)

 

剪定・除草スタッフ

剪定方法や刈払い機等の取扱いの知識を学ぶ講習

 

居住施設等管理員
マンション管理員業務での基礎知識や、自転車駐車場(駐輪場)管理等について学ぶ講習

 

保育補助支援
年齢別の遊び方や食育を学び、子どもが好きで就業に繋げたい方向けの講習

 

店舗スタッフ
接客マナーや品出し・陳列作業等の業務を学び、スーパーやホームセンターでの就業を目的とした講習

 

工場・倉庫内軽作業
安全衛生講習をはじめに行い、工場・倉庫内作業の基礎知識を学ぶ講習

 


剪定スタッフ講習会(姫路市開催)
剪定スタッフ講習会(姫路市開催)
送迎ドライバー講習会(明石市開催)
送迎ドライバー講習会(明石市開催)

就業体験(職場見学)

生活支援(施設・訪問介護)
介護業務の見学体験

 

生活支援スキルアップ
介護業務の見学体験

 

清掃スタッフ
清掃業務の就業体験

 

送迎(福祉)ドライバー

車いすの乗降や、移動・乗降介助の見学体験

 

居住施設等管理員
マンション管理員業務の就業体験

 

保育補助支援
保育の見学体験

 

店舗スタッフ
品出しや陳列作業等の見学体験

 


令和元年度 技能講習日程表(予定)

講習番号 講習名 開催地区 日数 定員 開始日 修了日
28009 生活支援スキルアップ 加西市 3 10 8/20 (火) 8/22 (木)
28001 生活支援(施設・訪問介護) 加古川市 6 10 9/2 (月) 9/9 (月)
28017 ハウスクリーニング 芦屋市 5 10 9/4 (水) 9/11 (水)
28002 生活支援(施設・訪問介護) 尼崎市 6 10 9/12 (木) 9/20 (金)
28018 清掃スタッフ 川西市 5 10 9/13 (金) 9/20 (金)
28003 生活支援(施設・訪問介護) 南あわじ市 6 10 9/18 (水) 9/27 (金)
28027 剪定・除草スタッフ 神戸市 5 10 9/19 (木) 9/26 (木)
28019 清掃スタッフ 西宮市 5 10 9/24 (火) 9/30 (月)
28028 剪定・除草スタッフ 伊丹市 5 10 10/3 (木) 10/9 (水)
28004 生活支援(施設・訪問介護) 明石市 6 10 10/9 (水) 10/18 (金)
28030 剪定スタッフ 豊岡市  4 10 10/15 (火) 10/18 (金)
28021 工場・倉庫内軽作業 神戸市 5 10 10/21 (月) 10/28 (月)
28005 生活支援(施設・訪問介護) 洲本市 6 10 10/23 (水) 10/31 (木)
28031 剪定スタッフ 宍粟市 3 10 10/23 (水) 10/25 (金)
28015 居住施設等管理員 宝塚市 4 10 11/6 (水) 11/11 (月)
28006 生活支援(施設・訪問介護) 小野市 6 10 11/11 (月) 11/18 (月)
28029 剪定・除草スタッフ 加東市 5 10 11/13 (水) 11/19 (火)
28007 生活支援(施設・訪問介護) 西脇市 6 10 11/20 (水) 11/28 (木)
28011 保育補助支援 加古川市 7 10 11/20 (水) 11/28 (木)
28016 居住施設等管理員 芦屋市 4 10 12/2 (月) 12/6 (金)
28020 店舗スタッフ 神戸市 7 10 1/23 (木) 1/31 (金)

令和元年度 就業体験日程表(予定)

講習番号 講習名 開催地区 日数 定員 実施日
28109 生活支援スキルアップ 加西市 1 3 8/29 (木)
28101 生活支援(施設・訪問介護) 加古川市 1 3 9/11 (水)
28117 ハウスクリーニング 芦屋市 1 3 9/13 (金)
28102 生活支援(施設・訪問介護) 尼崎市 1 3 9/25 (水)
28118 清掃スタッフ 川西市 1 3 9/26 (木)
28103 生活支援(施設・訪問介護) 南あわじ市 1 3 9/30 (月)
28119 清掃スタッフ 西宮市 1 3 10/3 (木)
28104 生活支援(施設・訪問介護) 明石市 1 3 10/21 (月)
28121 工場・倉庫内軽作業 神戸市 1 3 10/31 (木)
28105 生活支援(施設・訪問介護) 洲本市 1 3 11/1 (金)
28115 居住施設等管理員 宝塚市 1 3 11/15 (金)
28106 生活支援(施設・訪問介護) 小野市 1 3 11/20 (水)
28107 生活支援(施設・訪問介護) 西脇市 1 3 11/29 (金)
28111 保育補助支援 加古川市 1 3 11/29 (金)
28116 居住施設等管理員 芦屋市 1 3 12/11 (水)
28120 店舗スタッフ 神戸市 1 3 2/3 (月)

広報のお知らせ

(公社)兵庫県シルバー人材センター協会では、60歳以上の健康で働く意欲がある方に、地元のシルバー人材センターへ入会を勧める広報を「サンテレビ」と「ラジオ関西」で放送中です。是非、ご視聴下さい!!

【サンテレビ】

 放送期間 7月下旬~来年3月予定

 ① プロ野球ナイター中継(阪神戦) 約32本

 ② 韓国ドラマ・時代劇・ゴルフ・釣り番組等 約125本

【ラジオ関西】

 放送期間 6月~来年3月予定

 ① 毎週土曜日 午前8時の時報

 ② 情報生番組 平日朝夕各1本/日

中長期計画後期5か年計画

 兵シ協では、2018年4月より、中長期計画「後期5か年計画」に基づき、事業を実施しております。     2018年度の実績については、「会員数」では目標を達成することはできませんでしたが、「契約金額」については、目標を達成することができました。

 2019年度も引き続き、県内の各シルバー人材センターと協力し、計画が実現できるよう取り組んでいきたいと思います。

 それぞれの数値目標に対する達成状況は次のとおりです。

 

1 会員数・女性会員数・女性会員比率

 会員数(全体)では目標を達成することはできませんでしたが、女性会員数では目標を達成しています。これにより、女性会員比率も目標を達成しました。

2 就業実人員・就業延人員

 就業実人員と会員数は関連しているため、目標を達成することはできませんでしたが、就業延人員については、目標値に近い数値となっています。

3 受注件数・契約金額

 受注件数では目標を達成することはできませんでしたが、契約金額では目標を達成しています。

2018年度実績 目標 実績 実績/目標
会員数(人) 45,064 44,028 97.7%
女性会員数(人) 15,592 16,215 104.0%
女性会員比率(%) 34.6% 36.8% 106.4%
就業実人員(人) 40,557 35,365 87.2%
就業延人員(人日) 4,289,518 4,211,606 98.2%
受注件数(件) 158,108 116,892 73.9%
契約金額(千円) 19,380,924 19,508,029 100.7%

ひょうご生涯現役促進事業

 人生100年時代を見据え、“意欲と能力のある限り、いくつになっても活躍(就労・起業・ボランティアなど)できる兵庫県” を目指し、「兵庫県生涯現役促進地域連携事業協議会(※)」が兵庫労働局からの委託を受けて、平成30年10月1日から関連機関と一緒になって、“高齢者就労相談窓口”を開設しています。

 兵庫県シルバー人材センター協会では、県内9か所の県民局・県民センターへ相談員を派遣するとともに、8か所のシルバー人材センターに高齢者就労相談窓口を設置しております。

 

 ※兵庫県生涯現役促進地域連携事業協議会の構成団体

  兵庫県、兵庫県雇用開発協会(事務局)、兵庫県シルバー人材センター協会

  独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構兵庫支部、兵庫県経営者協会

県民局・県民センター 

・開設時間は平日 10時~16時

・ハローワークインターネットサービスなどの情報を検索できます。

(求人の斡旋、紹介状の発行はできません)

 

相談はご予約のうえ、窓口へお越しください。 

高年齢者就労相談窓口 電話番号 曜日
 阪神南県民センター 06-6481-7641 火・金
 阪神北県民局 0797-83-3101 水・金
 東播磨県民局 079-421-1101 水・金
 北播磨県民局 0795-42-5111 月・木
 中播磨県民センター 079-281-3001 月・木
 西播磨県民局 0791-58-2100 火・木
 但馬県民局 0796-23-1001 水・金
 丹波県民局 0795-72-0500 水・金
 淡路県民局 0799-22-3541 火・水

次の施設でも「高齢者就労相談窓口」を開設します。(簡易相談のみ)

・ハローワークインターネットサービスなどの情報検索はできません。

高年齢者就労相談窓口(簡易相談) 電話番号 曜日 時間
 芦屋市シルバー人材センター 0797-32-1414 火・金 9時~12時
 伊丹市シルバー人材センター 072-772-0161 月・水・金 10時~12時

 三田市いきがい応援プラザ

(三田市シルバー人材センター)

079-559-6800 火・金 13時~16時
 明石市シルバー人材センター 078-922-5000 月・水・金 13時30分~15時30分
 西脇・多可シルバー人材センター 0795-23-5686 火・金 13時~16時
 小野市シルバー人材センター 0794-62-6222 水・金 13時~16時
 宍粟市シルバー人材センター 0790-63-2029 月・水・金 10時~12時
 朝来市シルバー人材センター 079-670-7600 月・金 9時~11時

相談実績

  H30.10.1 – H31.3.31 H31.4.1 – R元.6.30
 県民局・県民センター 79 (6) 81(12)
 シルバー人材センター 392 (86) 201 (53)
 合計 471 (92) 282 (65)

※( )内は、相談後就職した件数

兵シ協からのお知らせ

「シルバー人材センター職員に対する資格取得補助制度」をご活用ください!

 兵シ協では、シルバー人材センター職員として業務に必要な資格の取得を促進することを目的として、平成30年度に助成制度を創設しました。制度の内容は以下に記載のとおりですので、ぜひセンター職員にご活用いただき、更なるレベルアップを図るとともに自己の能力開発に努めていただきたいと思います。

区分 対象となる資格 支援内容

 資格A

 日商簿記検定2級

外部講習会受講費用全額(交通費実費含む)、受験料(交通費実費含む)、その他必要と認められたもの。

ただし、2回目以降の受験については受験料(交通費実費は含まない)のみとし、3回目までを限度とする。

 資格B

日商簿記検定3級

第2種衛生管理者

受験料(交通費実費含む)、その他必要と認められたもの。

ただし、2回目以降の受験については受験料(交通費実費は含まない)のみとし、3回目までを限度とする。

ふれあいの祭典 ふれあいフェスティバルin北播磨への参加

【開催日時】 令和元年10月26日(土曜日)、27日(日曜日) 各日10:00~16:00

【会場】   県立三木総合防災公園

【内容】シルバー人材センターからは2センターが

       参加します。

   竹資源活用品と地元新鮮野菜の即売

   (三田市シルバー人材センター)

   金物のまち三木の包丁研ぎ

   (三木市シルバー人材センター)

他に、県内活動団体によるダンス、器楽演奏などの

ステージイベント、北播磨の特産品のPR・販売などの

出展(店)イベント 等

事業推進大会の開催

【開催日時】 令和元年10月30日(水曜日) 13:00~

【会場】   神戸情報文化ビル4階 松方ホール

【内容】   顕彰、事例発表、講演会、県内シルバーによる展示・即売など

印刷される場合は、このファイルをお使い下さい。
兵シ協だよりR1夏.pdf
PDFファイル 6.7 MB

発行日:令和元年8月21日 発行:公益社団法人兵庫県シルバー人材センター協会

住所:650-0011 兵庫県神戸市中央区下山手通 5-7-18 TEL:078-371-8012

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