令和3年
新年号
■ 新年のご挨拶 ■ 設立30周年/20周年を迎えたセンター ■ 高齢者活躍人材確保育成事業
■ 広報のお知らせ ■ 安全・適正就業 ■ 無事故メッセージリレー ■ コロナウイルス感染症
■ ひょうご生涯現役促進事業 ■ 研修会報告
新年明けましておめでとうございます。皆様にはご家族お揃いで清々しい新しい年をお迎えのこととお慶び申し上げます。旧年中は当協会の事業運営に、格別のご理解ご協力をいただき厚くお礼申し上げます。
兵庫県全体の上半期(令和2年4~9月)の成績は、契約金額は総額で90億4,498万円になり、前年同期比で90.6%、請負は79億5,588万円で86.7%、派遣事業は10億8,910万円で136.2%、会員数は43,151人で96.0%となっております。
昨年の流行語大賞は「3密」でありました。新型コロナウィルスの影響で消費の蒸発が起こり、発注者からの契約解除や契約人数削減が相次ぎました。飲食、ホテルに限らず、製造業等さまざまな業界で痛みが生じました。GOTOトラベル等の対策により旅行ホテル業で回復傾向が見られましたが、年末にはコロナ第3波の兆候が懸念されるなど、決定的なワクチンが未だ入手できない現時点では先行きは不透明と言わざるを得ません。
在宅勤務、遠隔会議等IT技術を使ったテレワークが広がりを見せています。また、働き方が大きく変わると同時に女性の社会進出、老々介護が増えていくなど大きな変化も起こっています。そういう中で、家庭支援、介護補助、保育補助をはじめとして、長年の人生経験、思いやり、優しさを生かせるシルバーの会員が貢献できる場面が増えていくと考えています。そのための受け皿として常に会員増強を考えていかなければなりません。
会員の増減について、全国では神奈川県、鹿児島県、愛知県、福島県が安定的に会員数を伸ばしています。片や兵庫県の会員の減少数は2年連続全国ワースト1という不名誉な数字になっています。この状況を打破するため、兵庫県シルバー人材センター協会と県内シルバー人材センターが一丸となり、新規会員募集の取組みとしてテレビコマーシャルや新聞広告などの普及啓発活動をしているところです。高齢者の健康寿命を伸ばすポイントは教育(今日行く所がある)と教養(今日用事がある。)と言われます。まさにシルバー人材センターの真骨頂です。生涯現役として、いつまでも元気に働ことで、地域にとってなくてはならない存在を目指すべく、情報発信を始め、各センターの要望に沿うよう後方支援を行っていく覚悟です。最後に今年が会員各位また関係者の皆様にとって、楽しく素晴らしい年になることを心から祈念申し上げ新春のご挨拶といたします。
会長 | 髙島 隆三郎 | (公社)姫路市シルバー人材センター |
副会長 | 木本 𠀋志 | (公社)宝塚市シルバー人材センター |
副会長 | 森本 敏 | (公社)三木市シルバー人材センター |
専務理事 | 住本 昌彦 | (公社)兵庫県シルバー人材センター協会 |
理事 | 髙須 昭典 | (公財)神戸いきいき勤労財団 神戸市シルバー人材センター |
理事 | 岩田 強 | (公社)尼崎市シルバー人材センター |
理事 | 神代 俊児 | (公社)洲本市シルバー人材センター |
理事 | 藤田 吉之 | (公社)小野市シルバー人材センター |
理事 | 清水 精一 | (公社)宍粟市シルバー人材センター |
理事 | 武部 正男 | (公社)丹波篠山市シルバー人材センター |
理事 | 小谷 耕作 | (公社)美方郡広域シルバー人材センター |
監事 | 大川 明 | (公社)伊丹市シルバー人材センター |
監事 | 樹梨 林三 | (公社)加東市シルバー人材センター |
危機を乗り越え、ポストコロナの新時代に挑む
新年あけましておめでとうございます。
昨年は、新型コロナウイルスとの戦いの年でした。しかし、未だ終息にはほど遠い状況です。
一方、コロナ禍は社会を変革する契機ともなりました。県民とともにこの危機を乗り越え、地域創生やデジタル化に力強く取り組み、ポストコロナ社会を先導する活力あふれる兵庫をめざします。令和3年は本格的に歩みを進める年とします。
第1は、新型コロナ対策の充実。自宅療養ゼロを堅持しつつ、入院病床や宿泊療養施設を十分に確保します。マスク着用の徹底、検温の実施、外出抑制、感染リスクの高い施設の利用を控えるなど、家庭、職場、施設へウイルスを持ち込まない地道な取組が何より大切です。一人ひとりの行動が大切な家族や友人、仲間の命を守ることにつながります。是非、ご協力をお願いします。
第2は、兵庫の元気回復。経済の下支えを図りつつ、スタートアップ拠点を活用した起業・創業の支援、新たなサプライチェーンの構築を後押しします。兵庫と東京を専用回線で結び、情報ネットワークにより東京圏からの企業誘致も促進します。農林水産業のスマート化も急務です。“都市部から地方へ”の潮流を捉え、兵庫への呼び込みを図ります。
第3は、安全安心の基盤強化。コロナ禍でも自然災害は待ってくれません。地震・風水害に備える安全な県土づくりを進めます。県民が安心して暮らせる福祉の充実も強化します。
第4は、ポストコロナも見据えた兵庫の未来づくり。「2030年の展望」を具体化する取組を進めるとともに、2050年頃を目標年次とする新ビジョンの策定に向けた検討を加速させます。
我々は、戦災、様々な自然災害など、幾度もの危機を乗り越えてきました。阪神・淡路大震災もそうでした。
再び、県民の叡智を結集して、兵庫の新時代をともに築き上げるため、挑戦していこうではありませんか。
コロナ禍を 乗り越えていく 県民の ひたむきな歩み 夢をめざして
新年あけましておめでとうございます。
兵庫県シルバー人材センター協会及び各センター会員の皆様方におかれましては、心穏やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
また、労働行政の推進につきまして、平素から多大なるご理解とご協力をいただいておりますことに深く感謝申し上げます。
さて、景気については、新型コロナウイルス感染症の影響により厳しい状況にあるものの、個人消費は持ち直しの兆しがみられ、輸出、生産の減少も下げ止まりつつあるなど、足下では持ち直しの動きがみられています。一方で県内の雇用情勢は、有効求人倍率が依然として1倍を下回っており、引き続き新型コロナウイルス感染症が雇用に与える影響に注意する必要があります。
このような情勢の下、兵庫労働局におきましては、ウィズ・ポストコロナ時代における「新しい働き方」の課題に対応するとともに、若者、女性、高齢者、障害のある方等、全ての方々が意欲と能力を十分に発揮し、安心して暮らすことのできる社会の実現に向けて、県内22のハローワークと11の労働基準監督署、そして労働局本局とが一体となり、魅力ある職場・働きやすい職場づくりを積極的に進めてまいります。
とりわけ高齢者に関しましては、昨年3月に高年齢者雇用安定法が改正され、事業主に対し、これまでの65歳までの雇用機会確保の義務に加え、70歳までの就業機会確保の努力義務が新たに設けられ、本年4月から施行されます。兵庫労働局では、改正法の趣旨や内容の周知徹底を主眼とする啓発及び指導を行うとともに、全ての企業において65歳までの雇用確保措置が確実に実施されるよう指導を強化し、人生100年時代を迎え、働く意欲がある高齢者がその能力を十分に発揮できよう、高齢者が活躍できる環境整備に努めてまいります。
少子高齢化が急速に進展し人口が減少する中で、経済社会の活力を維持するため、年齢に関わりなく働き続けられる「生涯現役社会」の実現は社会全体で推進する課題であることから、高齢者の多様なニーズに的確に応え、地域社会に密着した仕事を提供することにより、高齢者の就業機会の増大を図り、活力ある地域社会づくりに寄与しているシルバー人材センター事業の役割は、今後ともますます重要になるものと考えられます。
貴協会及び各センターにおかれましては、事業の推進にあたり、さらなる力を発揮されるものと期待しております。
最後になりますが、貴協会及び会員の皆様方の益々のご健勝と、本年が明るい年となりますことを祈念いたしまして、年頭のご挨拶とさせていただきます。
公益社団法人 たつの市・太子町広域シルバー人材センター
理事長 内海 久成
公益社団法人たつの市・太子町広域シルバー人材センターは、このたび創立30周年の節目を迎えることができました。創立30周年を記念して、総会と併せて創立記念イベントを開催する予定でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大防止を図るため残念ながら実施を断念しました。
当センターは、平成2年に1市4町による広域シルバー人材センターを設立し、平成17年には市町合併に伴い1市1町による社団法人たつの市・太子町広域シルバー人材センターと名称を改め、平成24年には社団法人から公益社団法人に移行しました。
この間、行政をはじめ関係団体の皆様方のご指導とご支援に感謝申し上げる次第です。 設立以来、事業収入や会員数は順調に増加しておりましたが、社会の構造的な不況や定年延長による継続雇用・再任用制度の拡大により、事業収入と会員数が減少傾向にあります。
この30周年を契機に、シルバー人材センターのあり方について役職員ともども深く考え、会員の協力を得ながら積極的に事業運営に取り組んでまいりたいと存じます。
今後とも、兵庫県シルバー人材センター協会をはじめ、各センター様のご指導とご支援をお願い申し上げます。
公益社団法人 美方郡広域シルバー人材センター
理事長 小谷 耕作
公益社団法人美方郡広域シルバー人材センターは、平成11年設立され、以後、町合併による統合を経て、設立20周年を迎えることができました。
これもひとえに、ご理解とご協力をいただきました発注者の皆様のご厚情、行政をはじめ、地域の皆様のご理解とご支援、会員の皆様の日々のご努力に対し深く感謝いたしますとともに心から敬意を表す次第です。
過疎化、高齢化がますます進み、「空き家」「耕作放棄地」が増える現状に、サポートしていくとともに、「家事援助サービス」の充実を図るなど、今、シルバー人材センターを取り巻く環境に対応 すべく、シルバー人材センター事業の基本理念「自主・自立・共働・共助」のもと、会員の皆様の長年培ってこられた経験や知識を、何らかの形で地域社会に役立てていただくよう努めてまいります。
今後とも、兵庫県シルバー人材センター協会をはじめ、各センターの皆様のご指導をよろしくお願い申し上げます。
高齢者活躍人材確保育成事業とは、人手不足分野や現役世代を支える分野での就業を促進するため、60歳以上のシルバー人材センターの新規会員を育成する事業です。
今年度は、県内各地で12種類の「技能講習」と4種類の「就業体験」を計画、実施しています。
令和2年度の計画と実績
実績(10月末時点) | 年間計画 | |
技能講習の回数 | 34回 | 58回 |
技能講習受講生合計 |
370人 | 615人 |
就業体験の回数 |
3回 | 5回 |
就業体験受講生合計 |
9人 | 15人 |
受講生からの声
剪定スタッフ講習(芦屋市・6月開催) |
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少人数の講習で、実技面を細かく指導・説明いただき参考になりました。(Kさん) |
今回のような講習会をもっとしてほしい(Tさん) |
女性限定「心のおしゃれ」講習(宝塚市・8月開催) |
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マナー講義は大変良かったです。年とともに忘れてしまっていることを思い出すことができました。本当ならもっと出来るはずのことが出来なくなっていることに気づかせていただき大変勉強になりました。美しい、素敵な老後を過ごしたいと思いました。(Kさん) |
マンション管理員 職場体験(西宮市・10月開催) |
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実務研修があるので有意義でした。今後も多く実施下さい。(Tさん) |
兵庫県シルバー人材センター協会では、令和2年12月1日より、「兵庫県シルバー人材センター新規会員募集キャンペーン」として、県内のシルバー人材センターと一丸となって新規会員募集活動を行っています。
兵庫県のシルバー人材センターイメージキャラクターとして、演歌歌手の「徳永ゆうき」さんを起用し、各種プロモーションツールの制作、展開を行っています。
① CM制作(15秒) | ➡TV放映 |
② ポスター制作 | ➡電車ドア横額面、施設掲示板へ掲出 |
③ オリジナルソング | ➡①のCM内で一部挿入歌として使用 |
④ 説明会⽤VTRの制作 | ➡各シルバー人材センターへ②、③と合わせて配布しました。 |
60歳以上の健康で働く意欲がある方に、地元のシルバー人材センターへ入会を勧める広報を「サンテレビ」と「ABC朝日放送テレビ」で放映中です。
◇サンテレビCM
放送番組 韓国ドラマ・時代劇等 12本~14本/月
放送期間 令和3年3月まで
◇ABC朝日放送テレビ】
放送番組 おはよう朝日です、羽鳥慎一モーニングショー、キャスト等 7本~8本/月
放送期間 令和2年12月~令和3年1月まで
掲出期間 令和2年12月中旬~令和3年1月中旬
・兵庫県下イオン×11店舗
➡姫路リバーシティー
➡umie 等
食品売場レジに集中的に設置されたモニターを通じて広告を放映するサイネージメディアへ、テレビCMと同じく15秒CMを流します。
掲出期間 令和2年12月~令和3年2月
・兵庫県下スーパー銭湯×10か所
➡鳴尾浜温泉「熊野の郷」
➡「極楽湯」尼崎店
➡神戸ハーバーランド温泉「万葉の湯」等
・さくら薬局、赤羽薬局、いとう薬局等×16か所
➡さくら薬局 西宮能登店
➡さくら薬局 逆瀬川駅前店
➡赤羽薬局 つつじケ丘店 等
・郵便局×92局
➡Sランク郵便局×23局
神戸中央郵便局 明石郵便局 等
➡Aランク郵便局×68局
加古川駅前郵便局 等
掲出期間 令和2年12月~令和3年1月(6week)
・阪神電車全車両へ掲出
今回、徳永ゆうきさんが歌う 「兵庫県シルバー人材センター協会」の15秒CM動画は こちらのQRコードから是非、ご覧ください。
徳永ゆうき プロフィール |
⼤阪府⼤阪市出⾝。
2012年「NHKのど⾃慢」でチャンピオンとなりその後演歌歌⼿としてデビュー。 2014年よりユニバーサル ミュージックに所属。 2015年USEN演歌ランキングで1位を獲得、その後NHK Eテレレギュラー、ラジオレギュラー、など多数。
歌⼿業の傍ら、俳優としても活動している。 趣味は鉄道写真。特技は柔道。
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令和2年10月末現在の請負・委任での事故件数は下表のとおりです。
前年同月比較で見ると、13件減少していますが、残念ながら死亡事故が1件発生しています。
年度 | R2年度(10月末) | 前年同月比較 | |||
要因 | 件数 | うち重篤 | 件数 | うち重篤 | |
就業中 | 剪定・草刈作業中の墜落、転落等 | 13 | 0 | 1 | 3 |
草刈・除草作業中の転倒等 | 6 | 0 | -4 | 0 | |
上記以外の作業中の転落・転倒 (植木剪定・草刈・除草以外) | 40 | 0 | 6 | 0 | |
挟まれ、巻き込まれ、切れ、こすれ | 5 | 0 | 2 | 0 | |
熱中症(脱水状態) | 5 | 0 | 2 | 0 | |
配送及び作業中の交通事故 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
物の飛来、落下による負傷 | 0 | 0 | -2 | 0 | |
無理な体勢での作業等(筋断裂等) | 1 | 0 | 0 | 0 | |
その他 | 55 | 1 | -9 | 1 | |
小計 | 125 | 1 | -4 | 1 | |
就業途上 | 徒歩 | 1 | 0 | -4 | 0 |
自転車 | 11 | 0 | -7 | 0 | |
バイク | 6 | 0 | 1 | 0 | |
車(乗用車・軽トラック) | 4 | 0 | 2 | 0 | |
転倒(階段など) | 1 | 0 | -1 | 0 | |
小計 | 23 | 0 | -9 | 0 | |
合計 | 148 | 1 | -13 | 1 |
令和2年9月25日発生した相生・上郡広域シルバー人材センターの会員の死亡事故を受けて、兵シ協安全・適正就業推進委員会の委員による訪問指導が下記のとおり実施されました。
事故の詳細等については、過日各センターへ情報提供させていただきましたが、昨年度に引き続き今年度も死亡事故が発生していますので、今後とも兵シ協とセンターが一体となって、さらなる安全就業に向け取り組んでいきましょう。
<訪問指導の概要>
訪問日:令和2年10月21日
訪問委員:副委員長、西播ブロック委員2名
実施内容:現場確認、安全会議の開催
<事故の概要>
草抜きで発生した前日の残滓処分のため、シルバー車で相生市美化センターに搬送中、山側の壁に接触し、反動でハンドルを右に切り中央分離帯を越え、対向車のトラックに衝突した。
無事故メッセージリレー 県内センターを安全のバトンでつなぐ |
丹波市シルバー人材センターの安全就業への取り組み
公益社団法人 丹波市シルバー人材センター常務理事兼事務局長 西山 茂己
当センターでは、「気を抜くな 今日の仕事 終えるまで」を令和元年度~2年度の安全就業標語として、シルバーの基本の「安全就業と適正就業」に向けて事故ゼロを目指した活動を進めています。しかしながら、他のセンターと比べて際立った取り組みをしているわけではありません。他のセンターでも取り組まれている事柄を実施しているのみですが、紹介いたします。
まず、シルバーへの最初の係わりとなる新入会員説明会では、適正な服装や装備、ルールの徹底に特に時間を割いて説明するようにしています。 次に、安全就業を訴えかけるにも、就業現場の安全確保がしっかりできているかの具体的な状況確認が大事であり、当センターでは、予告なしでのパトロールを令和元年度から回数を増やして実施しています。作業中看板の設置有無や安全ベストヘルメットの着用などを重点的にチェックし、不十分なときはその場で注意を行っています。 また、旧6町域ごとにもパトロールを行い、結果は安全就業大会において報告するとともに、職域班長会において注意喚起を行っています。 各会員へは、配分金通知に同封する「事務局だより」に事故概要を記載し、全会員の目に触れるようにしています。 なお、今年度はコロナウイルス感染症拡大防止のため、安全就業大会を中止としたことから、それにかわるものとして、安全に関するルールや事故概要をまとめた簡単な冊子を作成し、全会員に配布する予定にしています。 交通安全対策としては、地元警察、自動車教習所とタイアップし、「シルバードライバーズスクール」を年2回開催し、業務で自動車を使用する会員を中心に受講いただき、安全運転を再認識していただく機会としています。 以上、センターでの安全就業への取り組みを記載いたしましたが、「安全に近道なし」といわれます。前例主義に陥ることなく、それぞれの事業を十分に評価しながら効果的な取り組みになるよう努力していきたいと考えています。 |
全国及び兵庫県内での新規の新型コロナ感染者数の推移は以下のとおりです。
兵庫県ではこれまでに、医療機関や福祉施設その他事業所等でクラスターが発生し、感染者数は増加傾向にあります。
今後とも感染拡大を防止し、社会経済活動と両立できるよう、「3つの密」(密閉、密集、密接)の回避など、「感染防止対策の徹底」に取り組んでいくとともに、職場でのクラスター発生防止のため、感染リスクが高まるとされる次の「5つの場面」について、注意していく必要があります。
累計感染者数 | 死亡者数 | 退院者数 | 現在感染者数 | |
全国 | 172,448 | 2,512 | 144,955 | 24,981 |
兵庫県 | 6,998 | 104 | 5,918 | 976 |
(注)令和2年12月10日現在の数値です。
兵庫県では、今後の労働力人口の減少と現在の企業の人手不足への対策として、高齢者が就労しやすい環境を整備することで高齢者の就労促進を図るため、「ひょうご生涯現役促進事業」を実施しています。
兵庫県シルバー人材センター協会は、「兵庫県生涯現役促進地域連携事業協議会(※)」に参加しており、県下の県民局・県民センター9か所及びシルバー人材センター8か所に「高齢者就労相談窓口」を設置しています。
また、協議会ではハローワーク等と連携し、県下各地で「高齢者向け合同就職説明会」を開催しています。
(本年度開催地:神戸市、宝塚市、西宮市、姫路市、三田市、明石市)
高齢者就労相談実績(令和2年10月末現在)
県民局・県民センター | 322件(49件) |
シルバー人材センター | 497件(227件) |
合計 | 819件(276件) |
※( )内は、相談後就職した件数
【合同就職説明会】
兵庫県シルバー人材センター協会では、県内の各センターを対象に毎年様々な研修会を実施しております。大きく分けて「階層別研修」と「分野別研修」の2種類となっています。
「階層別研修」は、「役員」、「事務局長」、「監事」など職員の階層・役職ごとの研修であり、また、「分野別研修」は「安全就業」や「適正就業」などそれぞれの事業に特化し、センターの担当者を対象とした研修です。
令和2年度の実施状況は以下のとおりです。
研修名 | 開催日 | 参加人数 |
新任役員・事務局長研修会 | 8月28日(金) | 31名 |
役員研修会 | 12月9日(水) | 19名+オンライン参加24名 |
新型コロナウイルス感染症が拡大している中、シルバー人材センターでも大人数での会議や研修会の実施が難しい状況となっています。
そこで、当協会としても、今後オンラインでの会議や研修会を実施するため、各センターの環境整備を行いました。
具体的には、①Webカメラ及びマイクのセットの貸与、②オンライン会議用ノートPC購入の半額補助を行い、11月までに県内のすべてのセンターでオンラインでの通話ができることを確認しました。
今後、当協会が主催する大人数が集まる会議等については、オンラインでの実施を予定しております。
発行日:令和3年1月1日 発行:公益社団法人兵庫県シルバー人材センター協会
事務局住所:650-0011 兵庫県神戸市中央区下山手通 5-7-18 TEL:078-371-8012
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